2020年9月17日木曜日

TLM200/220 オイルポンプのエア抜きと取り付け

taka5さんへの連絡事項です。

TLM200とTLM220には合わせて10年ほど乗ったのですが、オイルポンプを外した事もトラブった事も有りません。
したがってメンテナンスをした事が有りませんので、HONDAのマニュアル丸写しです。
どちら様も何卒良しなにお願いいたします。


オイルチューブ、オイルポンプのエア抜き


エンジンオイルタンクにオイルを補充する。





① ブリーザボルト
② オイルパスチューブ
③コントロールケーブル

オイルパスチューブ、コントロールケーブルを取り外しオイルポンプを取り出す。
オイルチューブは付けたままにしておく。

オイルポンプにオイルポンプドライブシャフトを取り付ける。

オイルポンプの周囲にウェスをまく。
オイルポンプ上面のブリーザボルトをゆるめ、混入しているエアをオイルと共に流し出す。
気泡が完全にで無くなったらブリーザボルトを締め付ける。


オイルパスチューブ取り付け口からエンジンオイルが流れ出るまでオイルポンプドライブシャフトを手で左に回転させる。


オイルパスチューブのエア抜き


インシュレータからオイルパスチューブを取り外す。




図は、「HONDA サービスマニュアル 共通編」より勝手にお借りしました。

オイラを使用してオイルパスチューブにエンジンオイルを充填する。
※オイルパスチューブ内のエアを完全に抜くこと。

オイルパスチューブの片側をキャブレターインシュレーターに接続する。
オイルパスチューブのもう片方をオイルポンプに接続する。
※接続時、エア噛みを起こさないように注意すること。


オイルポンプの取り付け


オイルポンプにインシュレーター、Oリングを取り付ける。
オイルポンプドライブシャフトをオイルポンプドライブギヤに噛み合わせながらオイルポンプを取り付ける。
オイルポンプのボルトを仮締めし、キルスイッチをOFFにしてキックペダルを踏んでクランクシャフトを回す。
オイルポンプのボルトを締め付ける。
締付トルク:0.8~1.2kg-m

オイルポンプコントロールケーブルをコントロールレバーに取り付ける。
オイルコントロールケーブル調整をする。
※スロットル全開時にオイルポンプボディの刻印とコントロールレバーの合わせマークが一致していることを確認する。
オイルポンプ、チューブからオイル漏れのないことを確認する。
オイルポンプカバーを取り付ける。

と言う事だそうです。


7 件のコメント:

taka5 さんのコメント...

こんばんはburatto28go様。図解入りの説明ありがとうございます。
②のチューブにオイルを充填するのは盲点でした。私は②のチューブをインシュレーターから抜いてひたすらキーオフでキックするつもりでした。
 疑問点のオイルポンプのギヤを反時計回りに回して①からエアが出なくなったのち①を締めれば②からオイルが出てくるものだと思っていましたが②の真鍮コネクターの中にワンウエイバルブがはいってました。
 本日会社で①横のカシメを外して内部清掃&②のコネクターを力業で抜いて確認しました。カシメ跡はM4タップをたててボルト止めしました。金型屋に勤めていてラッキーです。
見つからなければ何でもできます。(笑)
 そうそう、この件でクラッチケースカバーを外した時大きなワッシャーが落ちてきました。これはいったいどこから? パーツリストをみましたがわからずじまい。怪しいのはキック廻りです。buratto28go様はもしかしてご存知ですか?
 では失礼します。
 ps HDDの件は涼しくなるまで待ってください。結露でショートすると最悪です。

buratto28go さんのコメント...

taka5さん、ワンウェイバルブですか!?訳が分かりません。
①のブリーザーボルトを外すとオイルがムニュムニュで出て来て、自動的にエアが抜けるようです。
後はオイルポンプドライブシャフトを回してオイルパスチューブのエアを抜けば出来そうに思うんですが、何故にそんなに大事に・・・?

と、クラッチケースカバーを外した時に出て来そうなワッシャーと言えば、キックスタータースピンドルのワッシャーくらいしか思いつきません。
パーツリストを見ると16㎜になってます。どうでしょうか?

taka5 さんのコメント...

 こんばんはburato28go様。早速のご返事ありがとうございます。
私もキックのワッシャだとは思ったのですが自信がなく質問した次第です。
 オイルポンプのワンウエイバルブはキャブの負圧に負けないようオイルポンプ側の排出量をポンプの能力で制御するためだと思われます。
 明日ワッシャの径を測って16MMなら組付けを行います。クランクカバーを外した時にガスケットが切れたので注文したら1331円+税・・・高い!私の持っているパーツリスト第5版では295円・・・。時の流れを感じます。しかもメイドインインドネシア!!クラッチフリクションディスクはフィリピン、ヘッドガスケットはベトナム・・・輸送費や納期を加味してもそっちのほうが安いのかと思うとやるせない気になります。
 では失礼します。

buratto28go さんのコメント...

taka5さん、部品が高くなってますね~
もはや気軽にバイクを弄れない時代です。ホンマに困りましたね~
ピストンも随分前から欠品だそうですし、2ストバイクは風前の灯ですな~
って、電動化で4ストもか・・・
はたしてどうなってしまうんでしょうかー!

taka5 さんのコメント...

 こんばんはburato28go様。
本日クラッチカバー取り付け、オイルポンプの取り付け、エア抜き、を念入りに行いキックを20回ほどしてエンジンに火を入れました。アイドリングも安定し、試走をしようとギアを入れたら、あれ?1速に入らない。仕方がないので2速に入れてスタートしたらアップもダウンもできません。やはりオイルポンプギアの欠片がミッション側に入っているもよう。
 結局エンジンを下ろさないといけなさそう・・・。(泣)
クランクは割りたくないので逆さにしてエアでも吹いてみようか思案中です。
 では失礼します。

buratto28go さんのコメント...

taka5
さん、ドンドン訳の分からない所に行ってるような・・・大事になってるような・・・
ギアの欠片は硬いので、どうしても探し出して除去しなければとんでもない事になりそうに思います。
面倒臭くても割って探さんとアカンでしょうな~
ご愁傷様です。なまんだぶつなまんだぶつ・・・

buratto28go さんのコメント...

taka5さん、オイルポンプもシフト系も右クランクケースカバーの中ですので、カバーを外してシフトを動かしてみて下さい。シフトギアかシフトカム辺りに欠片が挟まってるのかも知れません。
と、アホみたいな事ですが、チェンジそのものがアンダーガードなどに当たってる場合もありますのでカバーを外す前に外側も見ておいてくださいね。