今朝、急に思い出しました。
以前書きましたが、(って、ゆおりんさんに纏めて貰ったのですが・・・)初めて乗ったバイクはヤマハTY50でした。
ヤマハTY50
MR50のエンジンをベースに、中低速トルクを重視してデチューン。トライアルマシンTYシリーズに共通のデザインを踏襲し、ムードあふれるバイク。リヤショックは5段階調節式で、入門用として人気が高かった。
全長1.800 全幅775 全高975 軸距1.190(各㎜)車重71㎏ 空冷2サイクル 単気筒(ピストンリードバルブ) 49㏄ ボア・ストローク40.0×39.7㎜ 圧縮比6.9 最高出力4.0ps/8.500rpm 最大トルク0.38kgm/6.000rpm 始動キック 全身5段リターン サスペンション前テレスコピック 後スイングアーム タイヤ寸法前2.50-18 後3.00-16 現金価格9万8.000円
実際はトライアルの恰好をしたタウンバイクなのですが、タイヤはブロックだしこれは山を走るバイクだろうと、当然山道を走る(走りたい)訳です。
あっちの山道こっちの山道と探しまくりの走りまくりなのですが、いかんせん中古の50㏄。
ある程度の坂道になると上らんのです。アクセル全開でクラッチを繋いでも負ける訳です。
で、買ったバイク屋さんに「小さいスプロケットって無いんですか?」と聞いた所、「昔は有ったんやけど今は無いねん」と、パーツリストを見せてくれました。
確かにバイク発売当時(1975年)には、オプションで小さいスプロケットが有ったようですが、私がTY50を手に入れた80年?81年?82年?には廃番になってました。
残念が行ったり来たりです。もっと早くバイクに乗ってれば良かった。
しかし欲しい。
よし作ろう!
アルミスプロケットって聞いた事が有るので、それ位の強度でいけるんじゃないのか?
下敷きはどうやろ?横はホワンホワンやけど縦やと強い。何枚か重ねたら使えるんちゃうやろか。
早速下敷きを買ってきて製作。
キック一発!
クラッチミート!
おお~動いた動いた。
そこに偶然mi-tyan29goさんが来る。
私は、いきがってフロントアップしようとアクセルを吹かす!
ブーン!・・・・・
浮かん・・・
進まん・・・
終わった・・・
終わったのだ・・・
製作時間数日。テスト走行数分でスプラインが無くなりました。
アカンか~
プラスチックやもんな~
下敷きやもんな~
よし分かった、今度はアルミで作ろう!
と、ゴミ捨て場からヒートシンク?だったかを拾ってきて、純正スプロケットの厚さに近づくよう2枚重ねで製作しました。
また、おそるおそるテスト。
と、動きます。走ります。時速45㎞出ました。(遅!)
今思うに、トルクの無いヘタったエンジンだから持ったのでしょうねぇ。リアのアルミスプロケットは有りますがフロントのアルミスプロケットって存在しませんものね。
がしかし、この1T少ないアルミスプロケットを手に入れた私は、mi-tyan29goさん(DT125)を誘って、上れずに泣きながら見上げてた山道を必死で上ったのでありました。
メデタシメデタシ。
6 件のコメント:
80年ったらburattoさんもええおっさんではないですか。
なのに下敷きやアルミでFスプロケット自作だなんて、、。
あ、あ、アホ丸出しですやんか。
その果てのここまでに一体何をして来たのか、、、
なにはともあれ、ご苦労様でした。
Takesan、さん、信じられないでしょうが、80年頃までボルトハどっちに回したら緩むのかさえハッキリとは分かってませんでした。ネジは知ってたんですがねぁ。
ネジとボルトが同じとは・・・(笑)
だもんで、下敷きで持つんじゃないの?と、思った次第です。
楽しかったあの頃・・・( ^ω^)ヘヘヘヘヘ
スプロケを自分で作るとは凄い!!
材料はともかくコピーじゃなく歯数を変えて作るとは
恐れ入ります。
すんません、その記事、覚えておりません。
誠に申し訳なく・・・m(_ _)m。
イーハトーブさん、スピードはどうでも良くて坂をどこまでも上りたい!と言う一心でしたね~
ホンマにバイクが楽しかったです。
30歳にして嵌りました。( ^ω^)
ゆおりんさん@匿名さん、そんな~
切ない・・・
と、私も他人を攻められない年齢です。急に思い出す事も有るのですが、色んなことを忘れてしまいました。
1分前に何をしようとしてたのか思い出せませんもんね~(困)
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