2023年4月16日日曜日

幻の水冷TLM80

そ。
TLM50は原付の60㎞規制で4.8ps。と、とっても非力。
ミッションも無理やりの5速。
当然、走らねー パワー足りねー 排気量上げてー と思う訳です。
んがしかし、TLM50(4.8ps)と同系の空冷エンジンはアメリカンタイプのMCX50(7.0ps)のみ。
テクノフィーリングのスーパーシティ・カスタムゼロハンと言うキャッチフレーズだったのですが、TLM50よりも売れなかったような・・・実車は2回見ました。(笑)
なので、空冷ボアアップKITはTLM50用の62㏄一択でした。
そんな悲しい思いをしていた頃、輸出用ラクーンのシリンダーが使える!と言う情報が。
輸出用ラクーンは知らないが、ラクーンと同じエンジンと言えばMB-5。そのお兄さんのMB-8のエンジンなんやろか?そうだ!そうだ!そうに決まってる!
と、MB-8を3万円で手に入れたのですが全く違うエンジンでした。
アカンがな・・・(´;ω;`)ウゥゥ

こうなったら、排気量アップするためには水冷化もやむなし!と思ってた訳です。




ウオーターポンプカバーが付いてるので分かると思います。
水冷NSR80のクランクケースです。
50㏄のクランクケースには80㏄のシリンダーはスカート部分が当たって入らないのです。(50㏄のケースを使う場合クランクケースボーリングをしなければなりません)

ラジエターは縦長のCRM50/80用車体左側に取り付けようと考えてました。

とそんな時、知り合いのN田プロが素晴らしい情報を仕入れて来たのです!
80㏄シリンダーは輸出用MCX80だ!機種コードはGE4!
なんですとー!
さすが誰とも友達になる、なろうとする、N田プロだ。今まで邪険にしてゴメンね。
早速、知り合いのYモータースで調べたところ、シリンダーもシリンダーヘッドも辛うじて残ってました。シリンダー2万円ヘッド1万円だったと思います。
そのまま発注。憧れの空冷TLM80になったのでした。
メデタシメデタシ。

※クランクケースカバーはその後ノーマルの物に交換しました。



2023年4月15日土曜日

寝る

クルマにひかれないように道路端で寝る。




ハイカーに踏まれないように道の端で寝る。




ま そんな事です。


2023年4月6日木曜日

訃報

Shizen-yama Tsushinさんがリツイートしました

藤田秀二

万澤安央さんが他界されたとのこと。とても残念です。CRTCの先輩として、私をSSDTや今の仕事に導いてくれたのが、万澤さんでした。
写真後列右から二人目が万澤さんで、創成期から日本のトライアルを発展させてこられました。
あらためて深く感謝するとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
合掌





buratto28go
私がバイクに興味を持ち始めた1981年?1982年?頃。
色んな雑誌でお名前を拝見し最初に覚えたライターさんが万澤康夫さんでした。
暫く途絶えてた国産トライアル車を望む声にメーカーが答え、競技車としてヤマハTY175が復活し、公道を走れるホンダ イーハトーブが発売された頃です。
万澤さんは色んな雑誌に記事を書かれていたように記憶しているのですが、NHKの教育テレビでトライアルを紹介したり、フジテレビのスタジアムトライアルで解説をされていたり、雑誌以外でもトライアルの普及に熱心に取り組まれていた印象です。
で何時も楽しみにしていた雑誌が、講談社の月間Best Bikeです。
普通にバイク雑誌だったのですが、万澤さんが編集長?編集主幹?だったかで、当然のようにトライアルの記事が多かったのです。
加藤文博さんのトライアルスクールも連載されてて、先ずは8の字ターンね。と、Best Bikeでトライアルを始めたのでした。
また、知りもしないFANTIC80(75)をべた褒めされてて、欲っしいな~ と、高いな~と・・・憧れの眼差しで見ていたものです。

で、5年後?




中古でFANTIC80を手に入れました。

万澤さんの言う事に間違いは無い!
乗りやすい!戦闘力が高い!素晴らしいバイクでした。
イーハトーブトライルに出る事はできませんでしたが、ルンルンで小豆島ツーリングトライアルに出ました。
FANTIC80でのツートラは楽しかったです。

万澤さん、お会いする事は有りませんでしたがお陰様で楽しいトライアルライフを過ごす事ができました。
心より感謝申し上げますとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌