説明しよう。
エキサイタコイルで発電された点火用の電気はCDIに入る。
CDIで点火タイミングを決められた電気はイグニッションコイルで電圧を上げられ、点火プラグで火花が飛ぶのだ。
このように、エキサイタコイルから点火プラグまでは抵抗の少ない銅線を流れる訳だが、点火プラグからエキサイタコイルへの帰り道は、シリンダーヘッドからシリンダーへと流れエキサイタコイルへ帰ろうとする。しかし、シリンダーとクランクケースの間には絶縁材であるベースパッキンが使われており、シリンダーからクランクケースには電気が流れないのである。
電気の帰り道は抵抗の多い鉄製スタッドボルトしかない。
しかも、スタッドボルトとクランクケースは異種金属である。電気腐食を起こす事が考えられる。
電気腐食を起こし電気が流れにくくなると火花が弱くなる!筈だ!かも知れない!そんな気がする!オレってそんなタイプだ!絶対そうだ!そうに決まってる!
と言う事で、電気の帰り道をイケイケにするのである。
訳あって26cmでカットしたりなんかして、
M6とM14の端子をカシメたりなんかすると
完成。
これでイイのだーっ!