京都~大津間の名神高速道路が、旧東海道本線の跡地に造られたと言うのは結構知られていると思います。
しかし、全てのルートが名神高速道路になった訳ではなくて、一般道として使われている部分も有ります。
深草~大岩山辺りまでの大岩街道。名神と奈良街道の交差部分~小山のひょうたん池までの道。逢坂山トンネル東口~名神大津インター入口までの国道1号線部分。
で、本題。なぜこの道が有るのか?40年近く前から気になってる道が有ります。
京都東インターの北側を通り、追分のポリボックスのところで旧東海道と国道1号線に合流する道です。
初めてこの道を歩いた時に、なんか変な印象を受けました。街道でもなく。農道でもなく。山道でもなく。住宅街でもなく。(現在は住宅が並んでます)何故この道が必要だったのか・・・
と言う事で、これは旧東海道本線の跡地なんじゃないでしょうか?
南から上がってきた名神が、曲がらずに直進したとしたらこの道に接続されそうです。接続されてから右へ曲り、旧東海道との合流地点辺りで再度名神と合流するのです。
ね、いい感じのカーブに見えるでしょ?
<12月6日追記>
今朝、地図に追分町と書いて有る、文字の5~10m上へ行ってきました。
そこから南側を見た景色です。
名神が尾根を横切って造られているのが良く解りますねぇ。で、真ん中に小さく残る、取り残された尾根の右端が人工的なアールに見え、何の問題も無く現在の名神と接続できそうです。
今の名神の部分は当然山で、このアールの部分に有った旧東海道本線を、蒸気機関車がえっちらおっちら走っていたんだと思うんですが・・・
8 件のコメント:
2008/12/6 21:21
私、ちんぷんかんぷんで拝見しておりましたが、追記の「追分町と書いて有る、文字の5~10m上へ行ってきました」には驚きました。そんな正確に断定出来るのは、やっぱり神様ですくゎーっ!?
http://blogs.yahoo.co.jp/nananeco769
2008/12/7 0:05
burattoさんの趣味の一部が垣間見えます。
僕も日本語が苦手な上、微妙な発見なんですが、
こういった記事はご存知ですか?
http://www.city.kyoto.lg.jp/yamasina/page/0000011961.html
この記事を拙い日本語読解能力で読んで、burattoさん正解!と思いましたが、
果たしてburattoさんが納得する正解かどうか…。
うつりゆく自然の中で、
人間はちっぽけで、しかしそれが感動的ですね~。
2008/12/7 2:29
いろんな道や建造物を、いろんな角度から見ると、おもしろい事が見えるてきますね。何気ない所に発見があったり。旧東海道線なんて、私は知りませんでした。それで一寸、調べてみたら、有りました。
http://www.hi-ho.ne.jp/kyoto/toukaidousen.html
burattoさん、お見事な推理です!!
2008/12/7 8:12
私も地理的にはチンプンカンプンでしたが飛脚マークから日通に飛んで海運から何故か電気椅子にまで飛んでしまい、面白かったです。
2008/12/7 8:26
すんません、nananeco769さん。何時ものように適当です。行き慣れた所なんですよ。行き慣れた道なんですが、昨日は失敗しました。
やまさん。そのページは初めて拝見しましたが、正解です。よく調べてあり分かりやすいです。有り難うございました。
イーハトーブさん。妙見さんの上の道路に(新幹線をまたいでる)鉄道の施設?遺物?が残っていたと聞いたことが有ります。あの道は’70年頃舗装されたような記憶が有り、それ以前の記憶がほとんど無いんですが、’60年代までは鉄道跡と分かる物が残っていたのかも知れませんね。
しかし、追分の部分はどこにも記録や記憶が残っていない・・・ようです。
2008/12/7 8:30
ゆおりんさん。飛脚マークから電気椅子ですか?繋がりませんねぇ。
何処をどう飛んでいったのやら・・・
2013/7/6 17:39
「おいわけ」ですが、、
1946/10/02撮影の写真です。
http://archive.gsi.go.jp/airphoto/ViewPhotoServlet?workname=USA&courseno=R275-A-7&photono=149
2013/7/6 22:14
ぼ輔さん、非常に興味深く見入ってしまいました。旧東海道線の跡地に出来た名神高速道路の接続部分の微妙な角度とか、今は無くなってしまった山の中の道とか、見てると飽きませんね。
面白いです!
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