2005年8月28日日曜日

白鳥越

京都の一乗寺と大津の滋賀里、穴太を結ぶ古道「白鳥越」の大津側の入口を調べに行ってきました。
「白鳥越」は志賀越(山中越)よりも古くから利用されていた道だそうですが、つい最近まで知りませんでした。
しかし、知らぬ間に京都側滋賀側合わせて「白鳥越」の3分の2は走ってます。残りの3分の1ですが、京都側の入口はキララ坂と言う事で、これは無理。
で、滋賀側の入口から壺笠山城跡の下までの、1km余りを走り残してましたので、ちょっと見に行った次第です。


さすがに歴史のある道、なかなか良い入口でした。


2005年8月14日日曜日

パーンの笛

30年ほど前、大津市の長等商店街に『パーンの笛』と言うJAZZ喫茶が在りました。果物屋さんの横で、その果物屋さんの息子さんの経営だったようです。また、二人の妹さんが手伝われていたんですが、二人ともとっても美人。暗い青年の私は、京阪京津線に乗って(定期を持ってた)毎日のように通ってました。果物屋さんの経営と言うことで、フレッシュジュースがとっても旨かった。
『誰がカバやねんロックンロールショー』(古い!一時期関西TVで番組を持ってました)のメンバーも集まってたし、『レイクライダー』と言うミニコミ誌も、そこの常連さんが発行してました。残念ながら、しばらく間があいて行った時には廃業されてました。果物屋さんは今でも営業されてると思います。
今、デュークジョーダンのアルバムを聴いてたら、急に思い出しました。1970年代の、懐かしい思い出です。


2005年8月7日日曜日

そっと、このままに・・・




10連休の2日目。どうにも腹具合が悪く、薬を飲んで朝からごろごろ。3時過ぎにぶらっと出掛けてみました。
国宝 新羅善神堂(しんらぜんしんどう)。1399年足利尊氏が再建し、三井寺の北、大津市役所の裏に在ります。30数年前に来たことが有るんですが、その時に見た建物とは違うような・・・別の場所?って感じでした。
しかし、忘れ去られ、時を経た雰囲気は間違いありません。此処です。




渡来氏族の大友氏の氏神で、源頼義の子、義光がここで元服し新羅三郎義光となった場所です。
今日知ったのですが、新羅(しらぎ)神社は朝鮮系の神社で、白木神社や白髭神社として全国に有るそうです。また、大友氏が渡来系と言う事は、壬申の乱で大海皇子と戦った大友皇子(第39代 弘文天皇)は、新羅系渡来人だったんですねー。
滋賀には、歴史の不思議がいっぱいです。
出来ることであれば、訪れる人とて少なく、このままひっそりと年月を重ねて行って欲しい場所の一つです。