考えられる対策は・・・
①12V車のオイルレベルスイッチを流用する。
これは早く点灯し過ぎるようで不可。
②コンデンサーを耐電圧18V以上に交換する。
写真で見る限りコンデンサーの頭が見えるだけで、壊す覚悟でないと分解できないようなので不可。
③インジケーターの回路部分のみを6Vにする。
面白そうなので考えてみる。
オークションを覗くと、中国製のコンバーターが780円で出ていた。送料を入れても1,060円。
しかし、ピンとこない。furattoclubのネタとしてどうなのか?ヒネリが足りないように思う。
100円ショップで売られている、シガーソケット用携帯充電器を改造しても使えるかも知れない。これだったらヒネリが利いている。と思う。
車用なので入力は12V。で、出力は約5V。6V1.5Wのパイロットランプだったら点灯するのでは?
105円なので、購入してテストする価値は十分有りそう。
さらにヒネリを利かせて、6Vのランプを2個直列に繋いで6Vで使う回路を考えてみた。(この時点ではこの方法が本命)
6Vのランプを常時点灯させる回路になるので、無駄にならないようにテールランプとして使用。
ソケット(パイロットランプに使われているゴムのソケット)を、テールランプの具合の良い所に穴を開けて差し込み、6V1.5~3.0Wのバルブを追加。
図をメールに添付して発信。
やれやれこれで解決!良いアイデアじゃわい!と自画自賛。
で、就寝。
枕に頭をつけた瞬間・・・!
「あれっ?アースが繋がってない!あれでは点灯しない・・・」と間違いに気付き、目が冴えそうになる。が強引に寝る。
翌朝、直に訂正のメール。「ごめんね、ごめんね~」
日曜日の午前10時を待って100円ショップ「シルク」に突入!
「ごめんクサイ!」 ドテッ!
「あ~らまたクサイ!」ドテテッ!
「充電器くださ~い」と、買ってきました。
どうなる事か・・・
続く。
2011年11月4日金曜日
モトコンポの12V化とオイルレベルスイッチ その2
2011年11月3日木曜日
モトコンポの12V化とオイルレベルスイッチ その1
TLM50のオイルレベルスイッチです。LEDのパイロットランプを点灯させます。
分解すると・・・
円筒形の部品がフロートで、フロートに取り付けられたT型の金属がスイッチの役目をしています。
オイルが減ってフロートが下がると、対面した二つの電極にT型の金属が触れ電気が流れると言う単純な構造です。
オイルレベルスイッチは全てこのような構造で、6V車の12V化でも全く気にしてませんでした。
がっ!TLM50が発売される2年前のモデル、モトコンポを12V化するとオイルレベルスイッチ(センサー)が壊れるらしい!と、古い知り合いからのメールが・・・
当方は普通のスイッチだと思い込んでいたので俄かには信じられなかったのですが、さらに情報を集めて貰ったところ、スイッチの中にコンデンサーが入っているとか・・・
「へっ?なんで?火花対策?訳が分からん!」
と言う事で、真面目に調べたら・・・
HONDA サービスマニュアル 共通編 <18-2> より
磁石でON、OFFする、リードスイッチを使ったタイプの説明が有りました。
フロートに内蔵された磁石によって、スイッチが入ったり切れたりします。
これだけだとコンデンサーは必要ないのですが・・・
HONDA サービスマニュアル 共通編 <18-3> より
「タイマー式インジケータ」と言う、バルブ切れチェック機能を備えているオイルレベルスイッチです。
モトコンポのパイロットランプは電球ですので、このタイプのオイルレベルスイッチが使われているようです。
折角のインジケーターも、電球が切れていては意味がないですからね。
んで、どのようにバルブ切れが分かるのか言いますと、メインスイッチONで励磁コイルを通ってコンデンサーに電気が流れます。コンデンサーに電気が溜まる僅かな時間だけ、励磁コイルは電磁石になりリードスイッチをONにします。ONになった僅かな時間だけパイロットランプが点灯し、コンデンサーに電気が溜まって電気が流れなくなると消灯します。
つまり、メインスイッチをONにした僅かな時間パイロットランプが点灯すれば正常。点灯しなければバルブ切れまたは接触不良などの異常が有ると分かるのです。素晴らしい。ホンダさんは賢い。
してっ!!このスイッチに使われているコンデンサーの耐電圧に問題が有るらしいのです。
はっきりとは分かりませんが、表示が6Vか8Vになっているようです。これでは12V~14.5Vの電圧をかけると、コンデンサーがパンクしても仕方有りません。
さて、どうしたものか・・・
続く。
2011年10月22日土曜日
府道782号 醍醐大津線 横嶺峠
2011 Google地図より
現在は、醍醐寺~横嶺峠間は車両通行止めで通る事は出来ませんが、バイクは1990年代の後半頃?まで普通に通れました。
元々この道は、石山街道と呼ばれた重要な道のようで、古い地図には奈良街道と同じ扱いで?描かれています。
日文研 所蔵地図データベース 昭和7年 京都東南部 陸地測量部 五万分一
今の道路状況で考えると何故この道が府道なのか不思議ですが、当時はこの道しかなかったんですねぇ。
この辺りの道路状況が変化したのは、京都国際CCが開場した1976年頃の事だと思われます。
ゴルフ場が出来る事によって宇治川や炭山方面からの道路が整備され、横嶺峠まで車で行けるようになったのです。
で地図を見ると、横嶺峠から醍醐寺まで道が有ります。宇治川沿いや炭山経由で帰るのは遠いけど、この道は近い!おまけに府道!良い道を見つけたぜっ!
と言う、甘~い考えで車を走らせます。未舗装路だけどフラットで問題無し!道幅も広いぜ!行け行けドンドン!
しかーし!2つほどコーナーを曲がると怪しくなるんです。そこでバックするか、歩いて確認すれば良いのですが、「難所はここだけだろう?」と、さらに3つ、4つとコーナーを曲がってしまうと・・・もう・・・終りです。
引き返す事は出来ません。
後は、行ける所まで行こう、と言う悲しい判断で・・・
下れば下るほど難儀な道で、結局車を放置して帰ると言う事に・・・
(この画像はまだ緩いです)
てなことで、放置されては片付けられ放置されては片付けられと、'80年代~'90年代まで繰り返されていたのですが、'90年代の中頃だったと思います、少し上ったら1台、また少し上ったら1台と、一度に4、5台の車が放置されていた事がありました。
んで、暫く間を空けて行ってみたら・・・
画像は府道782号線 醍醐大津線 横嶺峠 │ ムコウの道さんから勝手にお借りしました。
あうちっ!車両通行止め!
えーっ!あんまりだー!バイクまで一蓮托生なのー!
バイクは片道10分も有れば安全に走れるので、こっちの標識にして欲しかったな~