2021年4月7日水曜日

Hondaの挑戦が生んだ、トライアル世界チャンピオンの系譜 第3期

コロナ禍の自宅待機にピッタリ! 
長~い特集記事第3期です。
トライアルファンであっても無くても、読んで読んで読みまくりましょー




第3期 





第1章
新型4ストロークでトニー・ボウ、驚異の14連覇

Hondaは2004年、藤波貴久とともに日本人初のトライアル世界チャンピオンを実現させた。その翌年、2ストロークでの栄光から一転して、新たな4ストロークの可能性を追求していく。そして、革新の4ストロークを生み出したHondaはトニー・ボウとともに“絶対王者”の名をほしいままにしていく、究極の黄金時代を迎えることになる

1. Montesa COTA 4RT

Hondaは、2005年に新型4ストロークエンジンを搭載したニューマシン、Montesa COTA 4RTをトライアル世界選手権に投入して、新たな技術革新をスタートさせた。それはFIM(国際モーターサイクリズム連盟)が環境問題により、それまでの主流だった2ストロークから、4ストローク化の方向を示したことが始まりだった。


第1期