F1の新パワーユニットについて、今年の1月このようなニュースが流れていました。
2025年に導入されるF1の新パワーユニットは1.6リッターV6エンジン+ハイブリッドの現行方式よりも、水素を燃料とした「対抗ピストンエンジン」で、排気量は現状よりもさらに少ない850㏄になる見通しだ・・・
もしF1の動力源が水素燃料になるのであれば、MotoGPやトライアル車も水素エンジンになるかも知れません。
で、水素燃料を使う場合、排気バルブの熱残留で異常着火を起こすおそれのある4ストロークより、機械的バルブを持たない2ストロークの方が適しているらしいのです。
なので、もし水素燃料がモータースポーツの標準燃料になったとしたら、2ストロークの復活(と言ってもトライアル車は今でも2ストローク全盛ですが:笑)と言う事になります。
ヤマハもスズキも大手を振って生産しましょう。
F1のチーフ・テクニカルオフィサーを務めるパット・シモンズはこうも語っていました。
「対向ピストンエンジンの技術を採用すべきときが来ていると感じている。ロードカーの熱効率も、近年では50%前後にまで上昇している。近年の直噴エンジンの技術や、過給器の採用、そして新たな点火システムにより、非常に効率に優れ、環境にも優しい2ストロークエンジンが実現可能だ。私は新たな2ストロークエンジンの未来に可能性を感じている」
そして今日、日本大学 理工学部でも対抗ピストンエンジンを研究してるもんね!と言うニュースが流れてました。
なぜ今、2ストロークエンジンに注目が集まっているのか?
シリーズハイブリッド用エンジンに有望な理由:MFi162「2ストロークの可能性」
いや~ 頼もしいです。嬉しいです。
やっちゃえ日大!