どう言う訳か、放置された中古リレーは点滅しなくなる事が多いように思います。
6Vリレーが5個有りましたので修理したいと思います。って、4個しか写ってませんが・・・
右端の1個だけNIPPONDENSO製、他の4個はMITSUBA製です。
今回、プラスチックケースに入った四角いタイプは大丈夫でした。このタイプが点滅しなくなるのは、右側の黒い電解コンデンサーの寿命だと思われます。
丸いアルミケースに入ってるタイプは、3個とも点灯はするものの点滅はせず、コンとショックを与えると1回だけ点滅する状態です。
1箇所樹脂を削り、マイナスドライバーが入れば、後はアルミですので簡単に外せます。しかし、こう言う作業は、うっかりマイナスドライバーで指を突き、血だらけになる事がよくあります。ズキズキと痛いんですよねー。
今回は血だらけの画像をアップする訳にもいかず、細心の注意を払いつつ作業しました。(笑)
えっ!これで良いの?と、びっくりする位シンプルな中身です。
薄い金属板に、薄くて細い金属板をスポット溶接?してあるだけです。下の真鍮色した丸い部分が接点です。
上から見ると微妙に湾曲してます。この湾曲が重要で、電気を流すと薄板がぺコンと動きます。
バイメタルのような物でできてるんでしょう。素晴らしいアイデアです。
ところが、このシンプルさゆえに、微妙な湾曲と接点の位置が変化する事で、点滅したりしなかったりするようです。
何度も何度も湾曲や接点の位置を微妙に変えて、電気を流す事数十回。何とか点滅するようになりました。
時間かかった~。
面白いけど大変です。本当に微妙。
1個は弄りすぎてスポット溶接が外れ、オシャカにしてしまいました。結局修理出来たのは2個です。
使う予定の無い6Vリレーですが、雨の日の暇つぶしと言う事で大目に見て下さい。
では、オッパッピー!(古っ!)