7~8年前だったでしょうか、知り合いのバイク屋さんに、CR80のエンジンに発電機を入れて欲しいと言われました。
小さいので無理だろうと思いながらフライホイールを外してみると、見覚えのあるステーターベース取り付け位置。「これってNSRと同じ?」
これなら何とかなりそうと、いつもの様にうっかり引き受けました。
で、フライホイールはCR80用を使う事にして、(NSR用では大き過ぎてカバーが付けられませんでした)内蔵ピックアップの点火時期を合わせる為に、ベースをズラす事にしました。
ネジ穴部分をいったんカットして、CR80のフライホイールの磁石位置に合せて再溶接するのです。
これが、その時に作った冶具です。
角度の線とTと言う文字が2箇所、Pと言う文字が1箇所書いて有るんですが、すっかり忘れてしまい今となっては何の事かさっぱり分りません。
これはそのまま付けて有りますが、1箇所切り取って、隣の穴位置に取り付けて溶接します。3回繰り返せば出来上がり。
しかし、最初のベースは失敗した記臆が有ります。何故か全く違う位置になってました。火は飛べどエンジンかからず。勘違いして、反対にズラしてたのかも知れませんねー。
2回目はすんなりエンジンがかかり、しっかり発電してました。
が、走る所を見ることは出来ませんでした。次にバイク屋さんに言った時には、そのバイクは無くなってたんです。見たかったな~。
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