いや~
簡単に考えて取り掛かったんですが・・・
左は30年以上前に買ったナショナルのクリプトンライト。ご覧のように黄色い光です。
右は100円ショップのLEDライト。自転車のヘッドライト修理用に買ったもので、レンズ以外は捨てるつもりだったのですが、クリプトンライトを見ていたら気が変わりました。
クリプトンライトをLED化してみます。
下がクリプトン球、上がLED球です。
LEDは乾電池3本(4.5V)用で10Ωの抵抗が入ってます。
これをクリプトンライト乾電池4本(6.0V)で使うには13Ω~14Ωの抵抗を入れなければなりませんが、そんなに都合よく13Ω~14Ωの抵抗は転がってません。
がしかし、都合よく定電流ダイオード(CRD)が転がってました。(笑)
えいっ!
これで踏ん切りがついた。
残ったガラスをほじくり出して中にCRDを入れて、LEDをハンダ付けします。
これは2個目の写真です。
説明しにくいのですが、1個目は、ツバから尻までが長過ぎたものを無理やり付けたら、お尻の接点が中に入り込みCRDが砕けてしまいました。
で、この2個目ですが、接点が中に入らないように改良し無事に取り付けできたのですが何故か点きません。
またCRDが砕けたのかとほじくり出しLED単体にしたら点灯しました。
なんでや!
でこれが3個目です。
早速取り付けて点灯テストをしたのですが、またもや点きません。
???もう訳が分からん!
これはLED球側の問題じゃないのかも?
と、ライト側を観察してると・・・
あっ!電球のお尻側の接点が-になってる!
普通は口金の周囲が-でお尻の部分が+ですので、お尻側が-になってるとは思いもしませんでした。
電球ではどちらが+になろうが構いませんが、LEDは+-は決まってますので逆では点灯する筈が有りません。
ならば電池を逆向きに入れましょう。
それ!
点かん・・・
なんでや!
それ!
分からん・・・
観察・・・
観察・・・
あっ!+側の接点の横にプラスチックの凸が有って、電池の-側の平らな面では接点に届かないように、接触しないようになってる!
電池を逆向けに入れた時の安全策なのか?と言っても電球やしな~
取りあえずプラスチックの出っ張りをニッパーでカット。
あああ、やっと点いた。
こんなに苦労するとは・・・
クリプトン球代替のLED球は400円くらいなので、時給70円かぁ・・・(笑)