いや~知りませんでした。
マツダは最初っから4輪を作ってたメーカーだと思ってました。
マツダのルーツは、1920年(大正9年)創業の「東洋コルク工業」なんだそうですが、その東洋コルク工業の二代目社長に就任した松田重次郎氏は、中々に先見の明がある方だったようです。
1923年(大正12年)の関東大震災により業績が悪化した1927年(昭和2年)に、「東洋コルク工業」から「東洋工業」に社名を変更、かねてからの目標であった機械製造へ大きく舵を切ったのでした。
社名変更した翌年には参考の為にイギリス製バイクを2台輸入。
当然エンジン等の製作は初めてだったものの、2年後の1929年(昭和4年)には排気量250ccの2ストロークエンジンを製作し、翌1930年(昭和5年)には6台の試作車を完成させ市販化までこぎつけたのでした。
ちなみに、完成したバイクは招魂祭と言うレースで外国製バイクを抑え、初出場にして初優勝という快挙を成し遂げたそうです。
これがそのバイク。
とても昭和5年に作られたものとは思えない完成度です。
で次に作ったのが、大ヒットした「マツダDA型」
1931年10月から生産を開始し、1932年450台、1933年700台、1934年900台、1935年には1100台と、順調に販売台数伸ばして行ったそうです。
いや~ MAZDAがバイクを作ってたなんて全く知りませんでした。
やるな~ MAZDA。
にしても、日本の自動車メーカーは何処も凄い!誇らしい!