現在、京都駅から山科駅までの所要時間は5分ほど。トンネルを抜けるたら、もう山科です。
しかし、東山トンネルが出来るまではかなり遠回りだったようです。京都駅を出た列車は東山を避けて南へ、稲荷山を周り込むように東へ向きを変え、やっと山科へ。
当時の山科駅は外環状線と名神の交差した辺りに在り、その頃の山科の中心地(旧三条通りの安祥寺通りから四宮辺りか?)から歩くと30分はかかりそう。
さらに山科駅から京都駅までの乗車時間を30分と見積もると、山科中心部から京都駅までは1時間ほどかかったかも知れません。
明治45年測図 2万分の1地形図 部分 大津街道│神谷ホームページさんでお借りしてきました。
1879年8月18日に京都~大谷間で仮開業したこの路線は、1921年8月1日の新線(現在の東海道本線)開業まで使われ、残された路線の京都~深草間は奈良線に転用。深草から名神高速大津インター入口辺り(大津駅、膳所間)までの路線は完全に廃線となり、後に名神高速道路(一部一般道)になりました。
Yahoo!の航空写真です。
航空写真だと路線跡が良くわかります。凄い時代ですね。
<25日追記>
1932年(昭和7年)京都東南部:国際日本文化研究センター所蔵地図
昭和7年版ですので、旧東海道線は既に廃線になっているのですが、廃線跡がハッキリ載っています。数回クリックして拡大してご覧ください。
2011年4月24日日曜日
2011年4月23日土曜日
トンネルの掘り方
1970年頃の山科疏水諸羽船溜りです。
1960年代の中頃までだったでしょうか、夏になると疏水の舟溜りが子供たちのプールになっていました。
四宮(一灯園)の舟溜りが音羽小学校で、この諸羽の舟溜りが山階小学校のプール代わりでした。
しかし、湖西線の工事により四宮~諸羽間は埋め立てられ、現在は諸羽疏水公園になっています。
残念ながら、もうこの景色を見ることは出来ません。
Y原氏撮影
知り合いのお父上が疏水の研究をされている方なので、私如きが疏水について語るのはどうかと思うのですが、トンネルの掘り方で「おーっ!」と思うことが有ったので書こうかなと・・・
両側からトンネルを掘っていったとして、どうして曲がらずに掘れるのか?真っ暗な穴の中でどうして途中で出会う事が出来るのか?
少しでもズレてたら、すれ違ったまま堀り続ける事になる筈なんですが・・・
疑問に思った事は無いですか?
と言う事で、タイトルの「トンネルの掘り方」です。(疑問を持った人だけ読みましょう)
第3トンネル西口 1885年頃 京都府立総合資料館蔵
写真の真ん中手前に旗が立ってます。この土台が測量標石で、山の中央の木が切られている所の頂上にも同じ測量標石が有って、目印の旗が立っています。
で、トンネルの両側とも、手前の旗から山の上の目印の旗まで、一直線に穴を掘っていたんですね~
これで、確実に出会える。かしこっ!
2400m以上ある第1トンネルは、当時日本最長のトンネルでした。
このトンネルが掘られるまで日本にトンネルの掘削技術はなく、このトンネルの成功によって、東海道本線の東山トンネルを始め、多くのトンネルが掘られるようになったそうです。
2008年11月13日撮影
小関峠から少し上った所に残っている、第1トンネルの測量標石です。
以上!
「おーっ! 」っと、思った事でした。
1960年代の中頃までだったでしょうか、夏になると疏水の舟溜りが子供たちのプールになっていました。
四宮(一灯園)の舟溜りが音羽小学校で、この諸羽の舟溜りが山階小学校のプール代わりでした。
しかし、湖西線の工事により四宮~諸羽間は埋め立てられ、現在は諸羽疏水公園になっています。
残念ながら、もうこの景色を見ることは出来ません。
Y原氏撮影
知り合いのお父上が疏水の研究をされている方なので、私如きが疏水について語るのはどうかと思うのですが、トンネルの掘り方で「おーっ!」と思うことが有ったので書こうかなと・・・
両側からトンネルを掘っていったとして、どうして曲がらずに掘れるのか?真っ暗な穴の中でどうして途中で出会う事が出来るのか?
少しでもズレてたら、すれ違ったまま堀り続ける事になる筈なんですが・・・
疑問に思った事は無いですか?
と言う事で、タイトルの「トンネルの掘り方」です。(疑問を持った人だけ読みましょう)
第3トンネル西口 1885年頃 京都府立総合資料館蔵
写真の真ん中手前に旗が立ってます。この土台が測量標石で、山の中央の木が切られている所の頂上にも同じ測量標石が有って、目印の旗が立っています。
で、トンネルの両側とも、手前の旗から山の上の目印の旗まで、一直線に穴を掘っていたんですね~
これで、確実に出会える。かしこっ!
2400m以上ある第1トンネルは、当時日本最長のトンネルでした。
このトンネルが掘られるまで日本にトンネルの掘削技術はなく、このトンネルの成功によって、東海道本線の東山トンネルを始め、多くのトンネルが掘られるようになったそうです。
2008年11月13日撮影
小関峠から少し上った所に残っている、第1トンネルの測量標石です。
以上!
「おーっ! 」っと、思った事でした。
Labels:
そうだったのか
2011年4月21日木曜日
スカルプチュア その後
タラの芽ツーリングの「あーでもない、こーでもない」コーナーで、「もう少しスカルプチュアの記事が早ければプラリペアを買わなかったのにぃ!」と、スカルプチュアが話題に上っていたので、その後の様子を・・・
先ず風呂(ポリ浴槽)が微妙に漏れている気がしたので、気になる箇所にスカルプチュアをなすくり付けました。
で、気が治まりました。
次にテレビが割れたので(家電は叩いて直すのが基本ですが、叩き過ぎました)接着しました。
で、気が治まりました。
さらに、電動ポンプがポッキリ折れていたので・・・
で、気が治まりました。
すっかり元通り。的な。
以上。バイクでは使う機会が有りませんが大活躍してますねん。
と言う事です!
先ず風呂(ポリ浴槽)が微妙に漏れている気がしたので、気になる箇所にスカルプチュアをなすくり付けました。
で、気が治まりました。
次にテレビが割れたので(家電は叩いて直すのが基本ですが、叩き過ぎました)接着しました。
で、気が治まりました。
さらに、電動ポンプがポッキリ折れていたので・・・
で、気が治まりました。
すっかり元通り。的な。
以上。バイクでは使う機会が有りませんが大活躍してますねん。
と言う事です!
Labels:
バイク小物
登録:
投稿 (Atom)